会誌
すくらっぷ帖

Past feature articles

三愛会の機関誌として1954年に創刊した三愛会会誌。創業者・市村清の思想をはじめ、会員会社の動向や社員同士のコミュニケーションツールとして発行されてきました。
「会誌すくらっぷ帖」では、今までに会誌に掲載した記事の中で、特に人気の高かったものや、発行時の時代を反映した興味深い記事を厳選して紹介していきます。

三愛会会誌80号(1976年発行)

今年も12月から、“愛の手募金強化月間”が始まります。今回は愛の手募金がスタートした1976年に発行された第80号より、『一人残らず参加した愛の手運動』として、募金運動が発足した当時の様子をご紹介いたします。
―子どもたちに愛の手を…。この思いは今日まで受け継がれています。在職中にお亡くなりになった社員のお子さんたちに、私たちの“愛の募金”で年末のプレゼントをしようではありませんか。リコー三愛グループ各社の社員の皆さまの温かいご支援をよろしくお願いします。

80号PDF版(抜粋)を閲覧する(PDF 12 MB)

表紙は、芸術とファッションのパリから、SAN-AI PARISとリコー代理店CENTRAL PHOTOに勤めているグループ社員の皆さんだよ。いつ見ても迫力のある凱旋門は歴史を感じるね!それにしてもみんな、ものすごくオシャレだな~。

当初はボクのポケットマネーから、亡くなった社員のご遺族に手を差し伸べた事から始まった運動なんだよ。初めての“愛の手募金”は予想していた倍以上の募金額になって、そこから42名の遺児のみんなに5万円ずつ贈ったんだ。贈呈式を兼ねて開催されたクリスマスパーティーでは、サンタの登場とプレゼントに子どもたちは大はしゃぎ。
喜んでくれる笑顔を見れるだけで幸せだね。

当時は、ご遺族のお母さんたちで作られた“たんぽぽ会”というものがあって、遺族同士で暮らしや教育の悩み相談をしたりして助け合ってたんだよ。『この大きな盛り上がりの根底には、リコー三愛グループ創業以来の愛の伝統が流れている…。』ボクに代わって、リコー三愛グループの社員の皆さんには、これからも子どもたちに温かな“愛”をプレゼントしてあげてください。

愛の手募金活動のことを詳しく知りたい方はこちらまで。

今日のひとこと
〜市村清の訓え〜


今日のひとこと 〜市村清の訓え〜