今月の市村清

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“今月の市村清”―2022年8月編―

“リコー音頭”で盆踊り

―故・市村清新盆とリコー追悼盆踊り大会の開催―

1968年、リコー三愛グループ創業者の市村清が急性肝萎縮症のため永眠。翌夏、馬込の市村邸にて新盆を迎え、リコー三愛グループ各社の代表者及び役員が仏前にお参りし、亡き市村の冥福を祈りました。
リコーでは故人を偲び、8月に「故・市村社長追悼盆踊り大会」をリコー本社前にある馬込第三小学校の校庭にて開催しました。当日はリコー社員やその家族、地元町内会の人たちなど延べ4000人が参加して盛大な盆踊り大会となりました。

“踊るアホウに見るアホウ、同じアホなら踊らにゃ、損損♪”の言葉どおり、初めはヤグラの上から打ち鳴らされる太鼓に合わせて踊る人はごく少数でしたが、橋幸夫さんが唄う“リコー音頭”、中村メイ子さんが唄う“リコー社員音頭”が流れると、いつの間にやら踊る人の輪が5重、6重にもなって、広大な踊りの場と化したそうです。そして時間のたつのも忘れ、炭坑節、東京音頭などお馴染みの音楽に合わせて浴衣姿の社員たちも大いに楽しみました。
いつもの制服やスーツ姿とは違い、浴衣姿へと変身した社員たちは雰囲気も変わり、町内会の人たちと一体となって心ゆくまで踊っていました。
当日は幸恵夫人、リコーの舘林社長とお孫さん、三善専務、大植専務も見物に訪れ、さらにリコー音頭、リコー社員音頭の編曲者でもある神津善行さんご一家もお見えになって、社員と一緒に盆踊りを楽しんだそうです。
歌や踊りが大好きだった市村のことですから、きっと空から社員たちの楽しんでいる姿を見て自分も一緒に踊っていたことでしょう。

皆さんは、リコーに“リコー音頭”“リコー社員音頭”があることを知っていましたか?

画像:リコー音頭
リコー音頭
リコー社員音頭
リコー社員音頭